うーさん日記

無職.comにて日記をつけておりましたが、無職でもないのでこちらに引っ越すことにしました。介護職なのですが、独特の介護感をメインに書いていきます。

パンクする介護職員

  これから介護が必要な高齢者が増えていく。しかし、介護職を希望する人は増えない。不足する職員。どうする日本?

 いい加減、きれいごとをならべるのはやめよう。何が必要で何が必要でないか、何が求められているのか、切り捨てるものは何か。なんでもかんでも押し込まない。だから職員がパンクするでしょうが。服薬させるのは看護師ですか?いいえ、介護職員です。リハビリするのは理学療法士ですか?いいえ、介護職員です。アセスメントを作成するのはケアマネージャーですか?いいえ、介護職員です。真っ当な知識はありますか?いいえ、ありません。喀痰吸引やっているのは看護師ですか?いいえ、看護師と介護職員です。それは違法ではないですか?国から認められています。しかし違法です。
 大人数を少人数で相手しようと思ったら、まずやることを絞るべきです。服薬は必要ですね。ではリハビリは?私の感覚ではきちんとリハビリしようと思ったら業務時間の半分はそれに費やされます。しかし、実際は、高齢者一人あたり1日に3分程度のリハビリしかしてません。10人だと30分で済む計算です。他の職員も概ねこの時間内に終わらせるようです。では、それで効果の程は?ほんの少しということです。必要か必要でないかということであれば必要です。ほっといたら身体が固まってしまいますから。
 では、アセスメントは?必要ですが、やり方に問題があります。まず、アセスメントはケアマネージャーが作成すべきです。それがケアマネージャーの仕事です。


 おっと、全部必要になっちゃいました(笑)不要なもの、レクリエーション、不要です。行事、不要です。米焚き、不要です。(調理職員いますから)みそ汁のつぎ分け、不要です。
 年間行事やレクリエーションを廃止にしましょう。いかに職員にゆとりをもたせるか、そうした中、何を充実させていくのか?充実させるのは排せつ介助であったり、食事介助であったり、衛生面であったり、高齢者の自尊心を傷つけないことであったり。


 時間に追われ、排泄はやっつけ仕事、食事介助はやっつけ仕事、リハビリはやっつけ仕事、行事もやっつけ仕事、レクリエーションもやっつけ仕事。精神論、建前論だけで現状はかわりませんよ。オーバーワークなら仕事量を減らしなさい。そういう声を上げる職員が少ないのが残念です。

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