うーさん日記

無職.comにて日記をつけておりましたが、無職でもないのでこちらに引っ越すことにしました。介護職なのですが、独特の介護感をメインに書いていきます。

事件-介護(ちょっとしたことで)

消防車ってかっこいいですねエ!ま、いつも通り本文とは何の関係もないんですが。


 前回、老健それいゆに関して私見を述べましたが、なんか退職させられた職員がいかにも犯人みたいな書き方になっていて、猛省しております。事件か事故か、まだ何もわかっていない状況ですから、本来、何もいうべきではないんでしょうけどね。相模原の事件や、どこぞの老人ホームでの睡眠薬混入事件とか、とんでもない事件をちょくちょく耳にすると、どうしたもんかな~と思うわけです。


 さて、今回は、ちょっとしたことで高齢者は負傷するというお話をします。


 歳をとると骨がもろくなっていきますよね。これが寝たきりの老人になると、本当に脆い。しかしながら、体は動かさないからどんどん固まっていくわけです。骨は脆いのに腕は縮こまって、脚はへんに突っ張ったり曲がったりしているわけですね。


 寝たきりというくらいだから、1日中ベッドで寝てるわけです。たまにはシーツの交換でもしてあげないと不衛生で仕方ありません。それで、シーツ交換しようと職員二人がかりでその高齢者をそーっと抱きかかえるわけです。それで骨折です。


  脳梗塞なんかで半身麻痺とかになってしまうと、動かない部分ってでてきますね。身体を動かさないと、どんどん固まっていくんです。腕や足を小さく折りたたんで縮むように拘縮してしまった高齢者、着替えるのが大変なんです。手足が動かないと服ってなかなか着せられるものではないんです。服を着せようと少なからず力を入れると皮膚が破けたり、内出血したりするんで、取り扱いがデリケートですね。


 誤嚥って聞いたことあるでしょう。食べ物を飲み込むのに失敗して、気道に入っていって窒息しかかるみたいな。施設高齢者では、けっこう多いです。食べ物を飲み込む機能が低下しているんですね。食事形態に気を配ったり、時間をかけてゆっくり介助するとかの努力はしてますが、なかなかね。よく起こりますね。食事姿勢も大切だと思うのです。看護師は、誤嚥を防ごうと、椅子に深く座らせ、座位時の姿勢を直角に近づけるよう指導してくるのですが、円背の高齢者だったら口が完全に下を向いてしまうわけです。口を閉めることが苦手な高齢者は、多くが口からこぼれてしまうわけです。高齢者その人を見て対策を打つならいいんですが、施設を利用する高齢者全員にそれを要望するというのは無理があると思います。


 精神薬を使っている高齢者ってけっこう多いんです。でも精神薬ってけっこう難しい。効きすぎると廃人のようになったり、足取りがおぼつかなくなり転倒したり、効きが浅いと暴力・暴言が出たり。薬の量は医者が決めることですから、私たちにはなんともなんですが、昨日までおだやかだった高齢者が、突然凶暴になったりされると事故や怪我につながっていくと思います。


 今回のそれいゆの死傷者が出た件が事故か事件かはわかりませんが、私としては介護職員の「100%やってない。」を信じます。ただし、気づかぬうちに負傷させてしまったということはあると思います。それはこの介護職員だけでなく、他の職員も含めてです。今回の件が、うやむやにならず、正しく検証されることを期待します。
 

公園ぶらり♪

球戯場です。何を観ているんでしょう?

ラクロスとかいう競技だそうです。

池に咲いてました。

女子サッカーかな?

ごめんなさい。気持ち悪いですね。

背中が素晴らしい(^^)


お疲れさまでした。


事件-介護

 老健それいゆの事件には驚きました。同業としては肩身が狭いですが、私見を述べたいと思います。


 やはり、介護業界には変な人たちが多いのかな。大多数が変という意味ではなくて、世間一般よりは変な人の率が高いということですね。


  まあ、月並みな意見しかありませんが、施設側の説明に?を感じた人が多かったと思います。施設は施設の存続を第一に考えます。したがって、余程のことがないかぎり、自分たちが悪かったなんて言いません。事故が起ったときの対処法なんてあらかじめあるのです。それは顧問弁護士とかから教えてもらえます。訴訟に持ち込まれたときに、できるかぎり被害(施設側の)を最小限に食い止めるように入れ知恵されてるわけです。


 会見の内容からは、施設側は逃げ切ることをあきらめたのではないかと思いました。事件である可能性を否定していないからです。死傷者5人全員と係わった介護職員がすでに退職していることから、施設は責任の大部分をこの介護職員に押しつける腹積もりではないでしょうか。この介護職員が実際に暴行等をやったというのであれば、それは当然のことではありますが、では、何故、福祉系の施設ではこういった事件が多いのでしょうか。


 あくまで個人的な意見としてですが、福祉系施設で働く職員には、こういった気質を持つ者が多い。介護は、理想と現実がかけ離れています。国や学校なんかはきれいごとしか述べません。実際に入ってみて、それが全然違うことを思い知る。その葛藤の中で仕事を覚えていく。そして、どこかで折り合いをつけるわけです。どこで折り合いをつけるかは人それぞれです。理想に燃えて能力以上に頑張ろうとする人、ほどほどにして全体の調和に重きを置く人。一見まとまっているようで、実はバラバラ。個人商店の集まりの介護職員。お互いのやり方、考え方がちがうため、フラストレーションがたまる。権力がある側の思想に寄りやすいが、必ずしもそうではない。一人ではどうすることもできず、しかし一人でやらなければならない(考え方がちがうから)。


 やる前から想像はできている。あそこで苦労する、勝手に暴れて怪我をする等。負け戦と知りつつ挑まねばならぬ。しかも、いつのまにやら四面楚歌。援軍はなし。追い詰められて委縮して、ついに爆発・・そんなかんじではないでしょうか。


 介護というものは非常にマンパワーを必要とします。私が働く施設なら、高齢者100名に対し、職員50名です。高齢者一人に対し、ものすごくお金を使ってるんですよ。それでもね、理想的な介護には程遠いんです。それだけ人がいても、日中、私一人で高齢者10数名見ている時間がある。一歩でも歩けば、即転倒骨折するような強者ばかり。同時に2人動かれたときなんかは、はっきりいいます。一人は切り捨てです。一応、声掛けして注意を促しますが、本能で動く彼らが注意を聞くことはありません。


 事故が起ったら事故報告書の作成です。報告書の作成にあたっては、暗黙のルールがあります。施設に原因を求めないこと、複数職員に原因を求めないこと、なるべく個人(私)の原因、または怪我をした高齢者に原因を求めること。これをクリアしないと報告書は受理されません。


 それで、どうしたらいいか、唐突ですみません(^^) まず、介護職員にはそういった事件を起こす人が比較的多いという認識を持った上で、なるべく孤立させない、適度に世間話をしつつ、相手の仕事ぶりを尊重し接することが重要ではないかと考えます。


 私たちは、危険そうな(面倒くさそうな)職員がいたら、深く関わらず、否定もしなければ肯定もしないという態度をとっていないでしょうか。それは平たく言えば「無視」しているに等しい。そういった態度が、その職員を追い詰めていっていないでしょうか。肯定することはとても大事なことです。


 なかなか難しいですが、まずは「人として接する」これができていれば、介護界にはびこるサイコパスな事件も相当減っていくと思います。そして、個々の「折り合い」を尊重すること、誰が正しいかなんて、全員が正しいに決まっている。全員が正しいんだから、そこを否定(又は無視)してしまうとおかしくなるね。


 超アバウトな批評を読んでいただき、ありがとうございました。おつかれっす!